・OCT、カラー、レッドフリー*、FA、FAFの5種類の画像取得が可能になりました。
【特 長】
●OCT(前眼部撮影機能含む)像に加え、多彩な眼底画像の取得が可能です。
従来機種のOCT像、カラー・レッドフリー(Digital)* ・蛍光(FA)眼底像にくわえ、新機種3D OCT−2000 FA plusはさらに自発蛍光(FAF)撮影機能搭載により、合わせて5種類の画像を本機1台で取得できます。
●自発蛍光(FAF)撮影は加齢黄斑変性の診断に有用です。造影剤を静脈注射して撮影する眼底血管造影とは異なり、造影剤を使用しないためアレルギー反応の心配もなく、低侵襲かつ短時間で撮影が行えます。患者様の負担が大幅に軽減できます。また操作もワンタッチの切替えだけで簡単に撮影できます。
●OCTと眼底カメラの複合機・3D OCT−2000ならではの多彩な撮影・観察が1台で行えることにより、診療・診断効率の向上が図れます。加えて設備投資のコスト削減、診療スペースの省スペース化が実現できるなど、非常に優れたコストパフォーマンスを有しています。
●緑内障診断支援をはじめとした多彩な解析アプリケーション機能による見やすいレポート表示が可能で、診断を強力にサポートします。
●3D OCT−2000は多くの眼科医の声を反映し細かい改良を着実に積み重ねてきました。OCTとしての総合的に優れた操作性、利便性はそこから生まれた確かなものです。
OCT(Optical Coherence Tomography: 光干渉断層計)検査とは近赤外光線を用いて網膜、視神経乳頭、角膜の断層撮影を非接触かつ非侵襲的に行う検査です。従来の診察や眼底写真からでは分かりにくかった網膜の状態が5ミクロン単位まで解析でき、網膜の病気に対する治療方針の決定や、治療効果の判定に役立てることができます。OCTが有用とされる代表的な疾患は、糖尿病黄斑浮腫、黄斑円孔、黄斑前膜、黄斑浮腫、加齢性黄斑変性症、緑内障など多岐にわたります。
当院が導入しましたトプコン社の最新OCT(3次元眼底像撮影装置3D OCT-2000 FA plus)では、網膜断層撮影のほかに視神経乳頭の形態や視神経乳頭周囲の網膜神経線維層の解析が数秒~数10秒間で可能であり、緑内障の経過観察にも大変役立ちます。